翡翠軍過去ログ



カテゴリ:[ レジャー ]


3件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[3] 17期ギルド掲示板過去ログ2

投稿者: 翡翠隊 投稿日:2017年 2月 7日(火)15時11分20秒 182-167-97-57f1.osk1.eonet.ne.jp  通報   返信・引用 > No.2[元記事へ]

<発言者:ブラン傭兵団>

クイーンアミダラで画像検索しました。
女優さんがすごい美人なのもあいまって、かなり強そうに見えますね…(小学生並みの感想)。
梓杏ちゃんはファッションや髪型も含めてクイーンアミダラさんっぽいんでしょうか。

 イラストはまとまった時間があかないと中々厳しいですよね。
当方も期末と期初めはアイコンを刷新したいとか考えだすのですが、
なんやかんやで衣装設定用に描いた絵をアイコンにしてしまいます…。
カットインとか、部隊コメントに背景付き一枚絵とか憧れちゃうなあ。
お忙しい日々を送ってらっしゃるかと思いますが、翡翠隊さんのキャラ絵楽しみにお待ちしています。

…エクンドゥさんのビルドについてですが、失礼を重ねて口を挟ませていただくと、
才能(小)はメリットが薄いかと思われます。
これは転生時のスキル枠を先取りしているだけなので、未転生でやっていくわけでなければ
コスト度外視としても特殊能力の枠が勿体ないかと。
こういうことを言うなら経験値が貯まる前に言った方が良いかと思い、言わせていただきました。

かなり前にレスを下さっていたのに、レスが遅れて申し訳ないです><

<発言者:翡翠隊>


>クイーンアミダラ
梓杏はエピソード1の時よりも更に等身低めになる予定です。
ただあそこまで複雑な衣装を描きこなすほどの画力はないので悪しからず。
とか言いながら先にエクンドゥから仕上がりそうです。
使い始めたばかりの3Dモデリングソフトでグリグリ動かして遊んでいると思いの外時間を取られたりしながら
ボチボチやっておりますが、明日までには完成させたい所。
妄想は膨らむものの手が追い付きませんね。

>ビルドアップ
ご意見を参考にまたまたリビルドしてみました。
同コストで取れる装備LV無視とかの方が圧倒的に使えるので差し替えました。
一応発動率68%の先制を積んではいますが、レベルを上げてMP上げないと使えませんので
LVを上げに行きます。
またご意見賜われますと幸いです。


<発言者:ブラン傭兵団>

3Dモデリングをやってらっしゃるんですね!すごい。
エクンドゥさんのアイコン絵が実装されると一気に威圧感が増しそうですね。
ビルドアップ、お役に立てたならよかったです^^




●リッチメイジ、意外と細かいことを気にする

 レガッタがヤシュムに話しかけてきたのはギルド単位での遠征が終わった数刻後だった。
「つかぬことを尋ねるけれど」
 灰色の肌のリッチメイジは先ほどの遠征で敵の攻撃を喰らい、砂造りの彫像めいて崩壊していった。
しかし、現在眼前に立つ男の姿はまるで普通の人間の様に見える。
少なくとも、日除けの布を頭から被っている限りでは。
「僕は君の事を何と呼べば良いのだろうか?」
 …その一言では説明不足だと気づいたのか、レガッタは布の落とす影の中から言葉を付け足した。
「今はまだ小さいとはいえ君の翡翠軍は組織だ。
規律というものが必要だろう。規律の基本は序列の明示化だ。
ギルドの長を示す称号や敬称があった方が良いのではないかね?」
 そう言った後、レガッタは沈黙した。
ヤシュムの様子を窺うような挙動が一切無いのでわかりにくいが、どうやら返答を待っているらしい。
―――――
(NRP)ギルド遠征をやっていたら専用台詞を作ってみたくなったので。
お尋ねしたいことはレガッタのセリフ通りです。
お返事はRPでもNRPでも結構です。
気が向いた時にでもお願いします。


<発言者:翡翠隊>

●Shogun

「そうだな・・・」

レガッタの問いを受けると、ヤシュムは一拍置いた後徐ろに取り出した紙巻煙草を吸いながら暫し考えを巡らせる。

「好きに呼んでくれればいい。僕がやめろと言わない限りは。ただ・・・」

ヤシュムは言葉を紡ぐのを止め、灰を落とし、煙草を口にし呼吸を整えた。

「いや、そうだ。今の所は好きな様に呼ぶといい。また指示があれば伝える。」

やや声は上ずり、微妙にではあるが早口。通常気にする程の者ではないにせよ、
目敏い者なら見逃さないであろう変化。それを悟らせまいとする為か、再度煙草で呼吸を整えた。

「配下にもそう伝えておいてくれ。あと・・・」

言い終わるかどうかという所で横合いから稲妻の様に響く声。

「おお!ヤシュム!ここにいたか!向こうに敵の拠点を発見した!さっさと狩りに行くぞ!」
「ヒャッハー!団長!殺 りに行きましょうぜ!」
「あっ、団長!お疲れっス!こないだ調整してもらったボウガンで今日は5人 殺 れました!」
「ヒャッハー!ボンボンどもは37564だぜ~!」

エクンドゥ率いる騒がしい一団の登場によって場は途端に世紀末的な空気へと一変した。

「わかった。すぐに行こう。」

ヤシュムは静かに嗜める様に言うと、若干申し訳無さそうな眼差しをレガッタに向けた。

「それでは失礼する。次のギルド遠征に向けてしっかり戦力を蓄えておいてくれ。宜しく頼む。」

ヤシュムが踵を返すと、一団もその後に付き従う。
粗野、野蛮。そんな形容がこの上無く相応しい連中ではあるが、
それらは決してヤシュムの前に出る事無く、漏れ無く後ろに付き従い、
やがてうねる大蛇の如き型を為していった。
最後尾にいる梓杏がレガッタの方にぺこりと一礼すると翡翠隊はその場から完全に消え失せた。

―――――
(NRP)
お待たせしてしまい申し訳ございません。
何かしらRP的な事をしようと考えていると時間ががが。
私も中盤戦で少し試してたりしてたのですが、専用セリフは欲しいですね。
いや、その前に通常セリフを埋めろって話なんですが。

3Dモデリングは適当な無料ソフトをかき集めてゆるゆる練習中です。
いつ完成するかわからないので下書きめいたものなど。
私の脳内ではこういう感じのエクンドゥが大塚明夫さんみたいな声で笑ったり叫んだりしてます。

<発言者:ブラン傭兵団>

エクンドゥさん…つよい(確信)。
予想はしていましたがガチで恐いルックスですね。ナイスなポニー、なのだろうか…。
3D特有のリアルなマッスルが、こう…。
CV大塚明夫さんですか。さながらアライメントが混沌・悪なイスカンダルさん(fate/zero)みたいですね(もっとぴったりなキャラがいるような…)。

翡翠隊はかなり統率が取れてますね。
エクンドゥさんがかなりヤシュムさんの立場を立てているんでしょうか。
個人的に、ヤシュムさんが煙草を吸ってるのが意外でした。
或いは嗜好品が手に入るレベルで翡翠軍が成功しているのか。
(中盤戦出てらした時点でRP的な次元ではマッカ国内でけっこうな名声度になってそうですね。
そもそも団長ですし。)

専用台詞、ちょこっと実装しました。
木曜からのギルド遠征・防衛でうちのキャラが若干喋ります。
今の所、
レガッタ…「団長」呼び。
      序列がどうとか言ってた癖に自分はタメ口というミスティックな言動を見せる。
ロジー…「ヤシュムさん」呼び。
      翡翠軍そのものや配下という立場をごっこ遊びめいて楽しんでいる。
キナリ…「大将」呼び。指示に従順だが妙に馴れ馴れしい。
…といったところでしょうか。

<発言者:翡翠隊>

エクンドゥの設定についてはイスカンダルに結構影響受けてますね。
ヤシュムは召喚したサーバントに振り回されるウェイバーの様な立ち位置でもありますし。
ただ、王の矜持とかそういうのなく基本欲望の侭に暴れているだけなので
途中で教会からレッドカード切られるキャスター陣営のようでもあります。

ヤシュムはエクンドゥの常軌を逸した行動に普通に対応したり、
見た目人間ぽくないレガッタさんたちと普通にやり取りしてたりしつつ、
いつの間にやら中盤戦に参加してたりするので恐れられたり憧れられたりもしているかとは思います。
あとは言う事に従わないとエクンドゥに何か凄い目に遭わされるという恐怖で統制が取れているのかもしれません。

煙草はウィリーが吸ってるんで割と出回ってるものなのかと思ったんですが・・・
結構贅沢品だったりするんでしょうか。
オーラムにいる頃から気持ちを落ち着ける為に混ぜ物だらけの安煙草を常用している
という設定ではあるんですけど、将軍にでもなると葉巻を吸い出したりするかもしれません。

専用セリフありがとうございます。
楽しみにさせて頂きます。
レガッタさんのタメ口は妥当かと思います。
連合軍みたいなものですから、部隊長同士はタメ扱いでしょうし。

こちらでも何か仕込める様頑張ってみます。
サブアカの人たちも含めて。

<発言者:翡翠隊>

「ささ、もう一献」

 勧められる侭に酒を煽るヤシュム。
幼き頃、こんな日が来る事を夢見ていた。
だが、実現するなどとは思ってもみなかった。

「ヤシュム将軍、将軍就任おめでとうございます。」

 刻碑歴999年5月、ヤシュム、マッカ連邦将軍に就任

 これまで共に戦ったマッカの猛者たち、各部族長、その他諸々、
兎に角大勢がヤシュムの将軍就任祝いの宴席に参加した。

「今後も将軍とはご友誼の程を賜りたく・・・」
「ご結婚はまだですか。それならば我が娘を・・・」
「戦費がご入用であればお申し付け下さい。ただ・・・」
「貴族の出でいらっしゃると伺っていましたが、成程品がお有りで・・・」
「兄弟盃を交わそうぞ。本来なら軍歴順だがここは五分で・・・」

 海千山千の実力者たちが代わる代わるヤシュムに接触を図る。
それらの殆ど、もしかすると全てが、社交辞令または己が利益の為。
その事を重々分かりながらも、ヤシュムの頬は緩みっぱなしである。
一方、片隅で本音を漏らす者もいる。

「貴族の出だと?成り上がりの盗賊風情が騙りおって。」
「盗賊どころか空き巣専門のコソ泥だと聞いているぞ。」
「たまたま傭兵が良い働きをしただけよ。」
「何、長続きはせんだろう。」

 そこに現れる大小2つの人影。
エクンドゥと梓杏だ。

「フハハハハ!盛り上がっているな!」
「エクンドゥ・・・殿。これは、その・・・」

 ヤシュムの将軍としての用兵の妙もそれなりに知られた所だが、
それ以上に知られているのはエクンドゥの残忍極まりない行状。
怯え、緊張。陰口を叩いていた有象無象が一様に顔を強ばらせた。

「構わん。ほぼ事実だからなあ。ヤシュムの仕事は部隊を配置するだけ。
 後は俺たちの仕事だ。ただ・・・ヤシュム程上手く拠点を掠め取れた者が
 このマッカにはたかだか10人程しかいなかった。それだけの話よ。」
「ヤシュムのまねは、あなたたちにはむり。」
「言うではないか梓杏!何も生み出せぬ玉無しは陰で自らを慰めているが良い!
 フハハハハハ!」
「何を・・・我慢ならん!貴様の所為で滅んだ部族だってあるのだぞ!」
「そうかそうか。お前の所も滅ぼしてやろうか?なあ、ヤシュム。」

 いつの間にか背後にヤシュムが立っている。



「皆様顔色が優れないようですが、外で風に当たられては如何ですか?
 酔いも醒めるでしょう。」
「う、うむ。そうさせてもらいましょう・・・」

 すごすごとその場を後にする有象無象の姿を見送りながら、

「殺 すか?ヤシュム。」
「別にいい。毒にも薬にもならん連中だ。」

 何食わぬ顔で交わされる会話。
同じ様なやり取りの後、実際に暗殺が行われた数はどれほどだろうか。
その標的はマッカの内外に及んでいるが、
それら暗殺が行われなければヤシュムは将軍になどなれなかっただろう。

「で?どうする将軍。次はどこを攻める。」

 将軍。
今日どれだけの人間からそう呼び掛けられたかはわからない。
だが、エクンドゥからそう呼び掛けられ、改めて自らが将軍になったのだと
ヤシュムは強く実感した。

「それならもう決めてある。宴会が終わり次第出撃だ。」

 ヤシュムの言葉には今までに無い力が漲っていた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 その遠征でこれまででは考えられない事が起こった。

「連戦だ。」

 ひとまず拠点を撃破した後、行われる作戦会議。
その席上でヤシュムはそう言い放った。

「できるのか?将軍。」

 違和感。
荒ぶるエクンドゥをヤシュムが嗜める図は翡翠隊内では見慣れた風景ではあるが、
その逆はまず無い。

「できるさ。」
「フハハハハハ!良かろうヤシュム!大将首討ち取ってくれるわ!」
「ああ、頼むぞ。あと・・・『将軍』だ。」

 エクンドゥは笑い捨てると陣幕を飛び越え走り始めた。そして・・・



 惨敗。
およそ200戦以上連勝を続けた翡翠隊が、よりによってヤシュムの将軍就任早々敗北。
これまで臆病と言われる程に慎重に攻める拠点を選び、
勝算の無い戦いは決してしない事を信条としたヤシュムが判断を誤ったのは、
驕りか、油断か、慢心か。

 ヤシュムにとってもエクンドゥにとっても因縁深いオーラムの国境深くまで切り込んだ後
這う這うの体で逃げ延びた翡翠隊は遂に安全圏まで撤退する事が出来た。
が、輿の中で敗戦に打ちひしがれるヤシュムに更なる災難が降り掛かる。
谷に入ると、まるで測った様に両脇から一斉に弓を射掛けられ、慌て慄く翡翠隊。
射手は、毒にも薬にもならぬとヤシュムに言い捨てられたあの有象無象たちである。

「エクンドゥ!父祖の霊を鎮める為、貴様を地獄に送る!」
「成り上がりの青二才め。いい気になったツケを払うが良い。」
「将軍の首を手土産に移籍か。ふふ、悪くない。」

 それぞれの思惑を抱きながらも、
翡翠隊を葬るという目的の為に結託した同床異夢の混成部隊。

「寄せ集めの有象無象とはいえ、流石に分が悪いな。
 将軍!どうする?」

 輿の戸を開けたエクンドゥの目に飛び込んだのは、頭を抱えて震えているヤシュム。
エクンドゥは何も言わず戸を閉めた。

「・・・走れ!」

 担ぎ手らはエクンドゥの指差した方向に一目散に走り出した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 命からがらヤシュムは逃げ果せた。
有象無象は後程全員がエクンドゥの暗殺の標的となり死亡。

 この一件の直後、翡翠軍に新に部隊が加入することになり、
その折に10万ガッツが支払われたが経緯は定かではない。

 因みにヤシュムは以後自ら将軍を自称する事は決して無くなり、
また将軍と呼ばれる事を嫌ったという。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
(NRP)
就任ッ!ヤシュム将軍就任ッ!ヤシュム将軍就任ッ!とか久しぶりに敗北を知ったりとか
マッキーマウスさん翡翠軍入りとか、何か色々あったので絡めて書いてみました。
サブアカ勢の設定埋めようとか、全員に基本絵とか、
そんな色々はありつつも、将軍でいられる内に以前のSSの伏線を回収してみました。
正直将軍になれるなんて思わなかったんですが、それ以上に維持できるとも思えないので今の内に。




[2] 17期ギルド掲示板過去ログ1

投稿者: 翡翠隊 投稿日:2017年 2月 7日(火)15時09分33秒 182-167-97-57f1.osk1.eonet.ne.jp  通報   返信・引用

第17期ギルド掲示板


<発言者:翡翠隊>

●翡翠軍始めました。

「フハハハハ!この風!この肌触りこそ戦争よ!」

刈り取った敵兵の首を片手にぶら下げたエクンドゥの哄笑が戦場に谺する。
最初はエクンドゥの残虐行為を目の当たりにしては眉を顰めていたヤシュムも、いい加減慣れてきた。

「エクンドゥ、引き上げるぞ。」
「応、わかった。」

首を地面に叩き付けトマトの様に踏み砕くと、エクンドゥはヤシュムの後に付き従った。

「ところでヤシュム、お前ギルドを立ち上げたんだろう?」
「ああ、一応な」
「その割には応募が無いようだが?」
「・・・まあ、まだ駆け出しなんだ。仕方ないさ。」
「ならばもっと首を狩ってこねばな!フハハハハハ!」

当初、どこかのギルドに所属し、下積みをする事も考えた。
だが、今でこそ御すのに精一杯のエクンドゥが問題を起こした場合、
ギルドの追放、また国外追放の憂き目に遭う可能性も無いとは言えない。
そう考えるとギルドの門を叩きづらくもあった。
だが、ギルドを立ち上げた最大の理由は別にある。

「・・・ああ、頼む。」
「任せるがいい。『マスター』。奪 い、殺 し、犯 す。俺はその為に遣わされたのだ。」

これまでどうにか貧民街で懸命に命を繋いでいた少年が、
エクンドゥという圧倒的暴力装置を手にした。
御しきれているとは言い難いまでも、概ね自分の指示通りに動く。
その事が、ヤシュムが自覚している以上にヤシュムの性格に影響を与えた。

欲望、野心。

身の丈に合わぬと考え、封じ続けたそれらが、エクンドゥという毒によって呼び起こされ増殖する。
鶏口となるも牛後となるなかれ。
そんな言葉を知ってか知らずか、ヤシュムは自らのギルドを設立するに至った。


<発言者:ブラン傭兵団>

●ブラン傭兵団、参じる(1/2)

 太陽は高い位置で煌々と輝いていた。
陽光は不必要に強く、肌が炙られていくようだ。来訪者は緊張感のない声で言う。
「どうもどうも、こちらは翡翠軍の本拠で相違ありませんかな?」
 至近距離からちょっとした挨拶のようなトーンで話しかけられた印象の声であった。
話者との間に存在する距離や物理遮蔽に何ら関係なく、ただそのように聞こえる。
音が言葉として意味を持った瞬間、脳裏には声の主の所在がありありと浮かびあがる。
まるで、情報を脳に直接入力されたかのようだ。
 果たして、来訪者は声からのイメージ通りの場所に立っていた。子供じみて小柄な人物である。
マッカの気候を鑑みれば控えめに言って異常者にしか見えない帝国の軍装に似た服を纏い、帽子の下では字義通りに青い顔が笑顔を形作っている。
「お初にお目にかかりますな。小生はだむど。連邦王国に与する傭兵の一人にして、吹けば飛ぶような傭兵団の長を務める者にございます。で、」
 矮躯の妖魔は慇懃に一礼すると道化じみた仕草でターン、手袋を嵌めた右手で後方に控える人物達を指し示した。荷車の荷物に日傘を差しかけていた桃色の髪の少女は自分への視線に笑みを返し、よく躾けられた子供を思わせる礼儀正しさで一礼する。
「こやつらが小生の下で働く弱兵共にあります…ささ、あれだ、例のあれを持ってきたまえキナリくん」
「へいへい」
 少女の横から歩み出てきた亜人は赤い鎧を付けた左腕に自らの体躯を優に超えるであろう質量を抱えていた。端的に言えば、牛である。
「マッカに現れ出でたる新星の噂、かねがね伺っておりました。そのヤシュム殿が此度はギルドを設けられるとのこと。才ある健児に力添えいたすは老輩の冥利に尽きまする。ぜひとも、小生とこの弱兵共を麾下に加えていただけませぬかな?」



●ブラン傭兵団、参じる(2/2)

 だむどが改めて一礼し、脇に寄って空間を開ける。
そのスペースを少女が押す荷車と牛を抱える亜人が占めた。
「ま、あんまり急な話故、お早い返事は乞いませぬ。ともかく今日の所はお近づきの品だけでもご笑納下さればもっけの幸い…」
 荷車の中身は回復薬の類だった。
よく見れば、牛は脱力しきっているだけで死んではいないようだ。
胸郭が規則正しく動いている。少なくとも呼吸はしているのだ。
亜人は牛を下ろす場所に困ってか何歩かステップを踏み、だむどを見やる。
「団長殿、牛を丸ごと一頭ゆうがはこう、さすがに置き場に困るがやない?
こないな事を今更言うたちしゃあないけんど、うちでバラシてきちょった方がほすぴたりてぃーに適っちゅうがやないがかや?」
「やれやれ、キナリ君は対人間の適正距離が掴めていないようであるな。
信頼するに足るかもわからぬ人物が手ずから解体した肉なんぞおっかなくて食えたものではないであろう」
「いや、言うたちミテて(死んで)もないのに動かん牛も十分奇怪やお」
「むっ、それもそうであるな。責任者、出てきたまえ」
 だむどが手招くと、荷車の陰からフードを深く被った男がゆらめき出でた。
試斬用の人形にでも着せていたのかと疑いたくなる程あちこちが破れた外套の裾は陽炎めいて不規則に揺れている。古びた杖を握る手は無機物めいた質感の灰色。
少し魔力に敏い者ならば、この男から異質な魔力が立ち昇っていることに気づけるだろう。
「一時的に活力を奪う、そういう術を使っただけだ。
もしかすれば味に障りがあるかもしれないが、それが気にならないのであれば早めの屠殺を勧めるよ。
僕から離れて一刻もすれば術が効果を失う。牛を殺さずに無力化するのは骨が折れる
…いや、君達にはそうでもないのかな」
「というわけで、毒や薬ではないのでご安心なされよ。不安だと仰るなら毒味でもいたしましょう」
 帽子の鍔が太陽と結託して作り出した濃い影の中、妖魔の光る赤い目が細められ、笑みを形作った。
「ゆっくりお考えくだされ、小生良いお返事ならいつでもお待ち申し上げております故…」
----------
 スレお借りしました。
ギルド加入申請・およびギルド倉庫への入庫はキャラクターの次元的にはこんな感じだったということで…。


<発言者:翡翠隊>


いやいや眼福・・・ありがとうございます。
キャラの特徴が伝わって来ました。
特にセリフ外の情景描写など、漫画しか読まない身の上からすると非常に参考になります。
で、早速拝読して湧いてきた妄想を拙いながら形にしてみたのですが・・・
技術的に拙い上内容的にややグロいものとなりましたので、事前に注意喚起させて頂きます。
-----------

 ブラン傭兵団が立ち去った後、翡翠隊に於いて行われる作戦会議。
ヤシュムとエクンドゥが膝を突き合わせている脇に梓杏がちょこんと座っているが
会話の内容を理解できているのかどうかは定かではない。
「別に一旦帰さずとも、どうせ最初から加入させるつもりなのだろう?」
「それはそうなんだが、いきなり飛び付くのもがっついているような感じがして、な」
「そんなものか。まあ、お前が好きに決めればいい。お前の組織なのだからな。
 ただ、一つ言っておくことがある」
 暫しの沈黙。ヤシュムの表情が強ばった。
それを見てヤシュムの緊張を嘲る様にエクンドゥが言い放つ。
「この牛、今すぐ食わせろ」
 予想外のエクンドゥの発言を受け、目が点となるヤシュム。
「さっきの術を見て、面白い食い方を思いついたのだ。梓杏手伝え」
 梓杏はこくりと首を縦に振るとエクンドゥの後を付いて陣幕の外にいる牛の傍に来た。
エクンドゥが徐ろに調理用のナイフを抜くと、牛の 睾 丸 を鷲掴みにし、切り落とした。
「モオオオオオオオ!」
 ヤシュムは思わず股間を庇う様な仕草を取ってしまった。
牛のショックは傍で見ていたヤシュムどころではなく、白目を剥いて倒れ込んだ。
「フハハハハハハ!粋がいい!」
 食べている。
今切り取ったばかりのソレを丸飲みしている。
ヤシュムもソレが食用とされているとは聞いたことがある。だが、
「ヤシュムも食うか?精が付くぞ!」
「いや、僕はいい・・・」
 ヤシュムは手を突き出し表情でも仕草でもはっきり拒絶の意思を伝えた。
「このタマ。いらぬなら貰うぞ」
「ああ、それは構わないが、しかし、こんな事で貰った牛を殺 したとなると・・・」
「だいじょうぶ。もんだいない」
 梓杏が何事も無かったかのように取り出した針と糸で傷口を縫い合わせた。
牛もまた、血 塗 れではあるものの何が起こったのか忘れたかの様に起き上がった。
安堵し胸を撫で下ろすヤシュム



「何だそういうことか。それならそうと・・・」
「モオオオオオオオオオ!」
「ええええええええ!?」
「フハハハハハハハ!新鮮新鮮!」

 天丼。
何度か同じ事が繰り返された。
5度目ともなると、遂にヤシュムも焼き加減に注文を付けながら
体のそこかしこを抉り取られながらも何も分からずつぶらな瞳で草を食べている牛の横で
新鮮な牛肉にありついていた。

「いかんなあ。この程度で動揺していては。足元を見られるぞ。」
「そうだな。参考にするよ。」
「これからお前が功績を上げ続ければ色んな連中がお前の元にやって来るだろう。
 あの妖魔の様に貢ぎ物を持参するような出来た奴もいれば、
 逆にお前の懐から何かを掠め取ろうとする輩もいないとは限らん。
 いつでも毅然として隙を見せんことだ。」

 図星を突かれた。そうヤシュムは感じた。
だむどに『新星』などと呼ばれ、やや舞い上がっていた感は否めない。
エクンドゥはそれを諌める為にこの様な蛮行に及んだのではないだろうか。

「エクンドゥ、その・・・ありが・・・」
「何だ?後にしろ!さあ、腹も膨れた!梓杏、適当な屍体を借りて行くぞ!」
「うん。あたらしいのつくった。」
「でかした!では!」

 ヤシュムはひとまず考えるのを止め、肉を頬張った。


<発言者:ブラン傭兵団>

遅ればせながらSSありがとうございます。
エクンドゥさんとヤシュムさんの関係性は面白いですね。
この二人がどうなっていくのか(ヤシュムさんはかなり性格が変化していきそうですね)、
興味深いです。

 誰かとこういう感じに文章とか投げ合って交流してみたかったので、とても感激しました。
自キャラの行動がよそさまのキャラクターさんに影響を及ぼすのって楽しいですね。
当方、今まで交流したいと思いながらも中々踏み出せず
翡翠軍に入れてもらって非常にはしゃいでおります。
身に着けるべき節度とかが全然身についておりませんので、もしご負担に思った際には
ご遠慮なくそのお気持ちを教えてください。なるべく直しますので…。

 ところで、翡翠隊のメンバーさんの外見ってどんな感じなんでしょう。
お暇なときにでも情報を明かしていただければ幸いです。

<発言者:翡翠隊>

私も折角オリジナルキャラを設定して遊ぶゲームですから
他所様と交わっていけると良いなと思いながらも、
既に出来上がっている輪の中に入っていくのは気が引けて、
プロフィールを設定したりギルドを立てたりと網を張り始めていたところ、
想定外に早い段階でブラン傭兵団さんにお越し頂けたので正直驚きました。

おまけに早速SSを頂けたりして非常に嬉しいです。
今後もたまにでも文章の投げ合いに興じてやって頂けますと幸いであります。

当方も比較的悪ノリしやすいので不快に思われた際などは遠慮無く仰って下さい。
性根が治る見込みはありませんが再発しない様に自重はしますので。

翡翠隊の外見は

ヤシュム:バンダナ。細身。目つきが悪い。シーフ風の軽装。
エクンドゥ:半裸ゴリマッチョ。辮髪風ポニテ。常に白目。
梓杏:白塗り幼女。クイーンアミダラみたいな。

変更の可能性もありますが概ねこんな感じになる予定です。
拙いながら絵を書いたりもしますのでキャラ絵を描こうとは思っているのですが
まだ着手できていません。
来週くらいにはせめてラフだけでも上げたいところ・・・



[1] 掲示板が完成しましたキラキラ

投稿者: teacup.運営 投稿日:2017年 2月 7日(火)14時57分51秒 182-167-97-57f1.osk1.eonet.ne.jp  通報   返信・引用

ご利用ありがとうございます。

teacup.掲示板は
ダイヤスレッド作り放題右上
ダイヤ画像・動画・音楽の投稿OK
ダイヤケータイ絵文字が使えるv▽v
ダイヤRSS対応ヒラメイタ!
ダイヤかわいいケータイテンプレハートx2

足跡足あと帳はコチラ
スレッド内容は管理画面内「スレッドの管理」から編集できます。


レンタル掲示板
3件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

お知らせ · よくある質問(FAQ) · お問合せ窓口 · teacup.レンタル掲示板

© GMO Media, Inc.